会長挨拶
秋田県医師会
小泉ひろみ会長
令和4年6月から、秋田県医師会の会長を拝命しております。このたび、2期目となります。1期目の1年目は、令和2年から引き続き、主な業務が新型コロナウイルス対策でした。県民の皆様も大変な日々を過ごされた事と思います。医療関係者の皆様の献身的な活動と共に、県民の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
秋田県で様々に検討しなければならない課題があり、特に人口減少、少子高齢化はコロナ禍を経て加速しています。これに伴う医療課題として、外来数や入院数の減少、医師の高齢化、減少、偏在があります。看護師をはじめとする医療従事者でも同じ問題があります。
秋田県医師会は、3つの「守る」を行います。「県民を守る」「医療を守る」「医療従事者を守る」です。令和6年度から、秋田県の二次医療圏がこれまでの8つから3つになります。少なくなる医療圏で、県民の皆様が安心して必要な医療が受けられるように、医療体制を強化することを目指します。このためには、「連携」がキーワードになると考え、それぞれの医療圏で連携の仕組みを検討してまいります。今後とも、秋田県医師会の活動にご理解とご協力を、よろしくお願い申し上げます。